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〜「実証で終わらせないフィジカルAI」をテーマに、現場導入に向けた課題や今後の展望を共有〜
株式会社ZEALS(所在地:東京都目黒区、代表取締役:清水正大、以下「ジールス」)は、2026年10月5日(月)、一般社団法人AIロボット協会(以下「AIRoA」)が開催した会員向け勉強会に、代表取締役CEOの清水正大が登壇したことをお知らせします。
本イベントは、AIRoAの会員企業同士の交流や連携促進を目的として、NTTドコモが運営する「docomo R&D OPEN LAB ODAIBA」にて開催されました。
当日は「実証で終わらせないフィジカルAI ― 現場導入までのプロセスと課題、その先の展望 ―」をテーマに、清水が準国産コンパクトヒューマノイド「D1」の開発・社会実装に向けた取り組みを紹介しました。
ジールスは今後も、AIRoAをはじめとするAI・ロボティクス関連企業との交流・連携を深めながら、D1の現場導入とフィジカルAIの社会実装を推進してまいります。
1.AIRoA会員向け勉強会について
AIRoAは、AIとロボット技術の融合を推進し、日本発のロボット基盤モデルやデータエコシステムの構築・普及を目指す一般社団法人です。
国内のAI・ロボティクス関連企業や研究機関などが参画し、ロボット動作データの収集・活用、AIモデルの研究開発、産業エコシステムの形成などに取り組んでいます。
ジールスもAIRoAの育成会員として参画しており、フィジカルAIの研究開発や社会実装を推進する企業との交流を進めています。
今回の勉強会では、ジールス代表の清水正大と、アイリスグループでロボット開発を手がける小倉崇氏が登壇。それぞれ約30分間の講演・質疑応答を通じて、フィジカルAIの現場導入に向けた取り組みや課題、今後の展望について共有しました。
会場には、ロボティクス関連企業に加え、ネットワーク、GPUクラウドサービス、半導体、コンサルティングなど、フィジカルAIの開発・社会実装に関わる多様な領域の企業が参加し、勉強会後には参加企業同士の交流が行われました。
2.「実証で終わらせないフィジカルAI」への取り組み
フィジカルAIの社会実装において重要なのは、ロボットの技術的な可能性を示すだけでなく、実際の現場に導入し、継続的に業務を担える状態を構築することです。
ジールスは、日本の医療・介護施設や製造・物流など、人手不足が深刻化する現場での活用を目指し、準国産コンパクトヒューマノイド「D1」を開発しています。
D1は、日本の屋内環境に適したコンパクトな機体設計を採用し、自然な対話や自律移動、双腕による物品の運搬・受け渡しなど、多様な業務への対応を目指しています。
2026年8月には名古屋市の重工大須病院、9月には桜十字グループの介護施設において実証実験を実施し、案内や軽量物運搬、配茶などの業務を通じて、実際の現場における活用可能性を検証してきました。
また、2026年10月1日からはD1の出荷を開始し、研究開発や実証実験で得た知見を、より多くの現場での継続的な稼働へとつなげる取り組みを進めています。
ジールスが重視しているのは、単にロボットの導入台数を増やすことではなく、実際の業務に組み込み、現場で継続的に稼働させることです。
現場での稼働を通じて得られるデータをAIモデルの学習・改善に活用し、その成果を再び現場へ展開することで、ロボットの自律性や業務対応力を段階的に高める開発サイクルの構築を目指しています。
3.業界横断の連携を通じたフィジカルAIの社会実装へ
フィジカルAIの社会実装には、ロボット本体やAIモデルの開発だけでなく、通信インフラ、計算基盤、半導体、量産体制、導入・運用支援など、多様な技術や専門性の連携が求められます。
今回の勉強会は、ロボティクス分野の企業に加え、関連技術やサービスを提供する企業と交流し、それぞれの知見や課題を共有する機会となりました。
ジールスは、D1の開発において、ハードウェア、ソフトウェア、AIモデルの高度化を進めるとともに、実際の現場での導入・運用を支える事業基盤の構築にも取り組んでいます。
今後もAIRoAの会員企業をはじめ、国内外の関連企業や研究機関との交流を深め、技術開発や実証、導入・運用における連携の可能性を広げてまいります。
4.今後の展望|現場で稼働し、進化するD1の実現へ
ジールスは、2026年度内にD1の100台量産と、実際の現場における累計1万時間の稼働を目標に掲げています。
今後は、医療・介護領域での取り組みをさらに進めるとともに、製造・物流、サービス業など、さまざまな産業への展開を目指します。
フィジカルAIを社会に普及させるためには、機体の量産やAIモデルの進化だけでなく、現場ごとの業務に適応し、安定して稼働できる運用体制を整えることが重要です。
ジールスは、D1の現場稼働から得られるデータをもとにAIモデルの学習・改善を重ね、対応できる業務の拡大と、複数の現場への展開を推進してまいります。
また、AIRoAを通じた業界内の交流・連携を深めながら、日本発のフィジカルAI産業の発展に貢献し、人とロボットがともに働く社会の実現を目指してまいります。